GlobalCareer.comに期待するポイント○配属部門から能動的にアプローチし、効率的に採用活動を行えること。○当社の仕事に不可欠な語学力を担保できること。○当社の事業やカルチャーにマッチする会員が多いこと。【企業紹介】貴社の事業や将来展望をお教えください。近年、世界的な感染症の流行などを背景に、半導体や自動車製造のサプライチェーンにボトルネックが生じて大きな社会問題となったことは記憶に新しいと思います。当社は事業計画や需要予測、販売計画、在庫計画などSCM(サプライチェーンマネジメント)のプロセスを統合的に計画できるプラットフォームを提供するソフトウエアベンダーです。当社のソフトウエア「RapidResponse」はSaaS形式で提供され、導入のサポートからトレーニング、コンサルティングまで、お客様の課題解決や目標達成に寄り添う総合的なサポートを行っています。特に、SCMに影響を及ぼすさまざまな要因をもとにシミュレーションを実行できる点を強みとしており、グローバルな事業を展開する企業様にご支持いただいています。おかげさまで、この3年間でご利用企業数や売上高は2倍ほどに拡大しています。【アピールポイント】求職者にどのような点をアピールされていますか。「RapidResponse」はフォーチュン500ブランドの企業や国内でも各業界を代表する著名なグローバル企業などに導入いただいています。その商品としての魅力はもちろんですが、それ以上に、企業文化や職場の雰囲気といった面を特にアピールしています。先日は、GlobalCareer.comのオンラインイベントに3人で参加させていただき、私たちのやりとりを直接見てもらったことで、学生たちもフラットな雰囲気を感じてくれたようです。また、ON/OFFの両面を大切にする制度面も伝えています。例えば、毎月最終金曜日は「キナクシスデー」という休日になっています。また、有給休暇に日数の制限がなく、上長の承認は必要ですが2週間以上の長期休暇も比較的取りやすいと思います。こうしたカルチャーや制度があるからこそよい商品が生まれ、成長させていけることを私たち自身が実感しています。【採用課題】採用課題についてお聞かせください。当社のビジネスでは、日本語と英語の両方でしっかりとコミュニケーションできることが不可欠です。お客様がグローバルに事業を行っており、ソフトウエアのマニュアルが英語だということもその理由です。また、当社の日本国内の知名度がまだ十分でないことも踏まえて、一般的な就職メディアで国内の学生を採用することは難しいと感じています。実際、これまではリファラル採用などを中心に、偶発的なチャンスに頼らざるを得ない面がありました。単に英語が話せるというより、お客様やパートナーと対等に交渉できるマインドセットや主体性を持って行動し成長していける人材をいかに計画的に採用していけるかが大きな課題だと考えています。【導入背景】どのような点に期待して導入していただきましたか?求めるスキルや資質が明確になるほど、一般的な就職メディアでは、マッチする人材に出会うまでに大きな労力とコストが必要になるというジレンマがあります。GlobalCareer.comでは充実したプロフィールと検索条件から出会いの精度を高められることに大きな期待がありました。そしてなにより、会員にグローバルな経験を持つ学生が多いことが魅力です。海外という不明確な場所に行き、一人で学ぶというマインドセットを持った学生が多いため、会員全体を母集団と捉えることができます。不明確なものを自ら明らかにしていける人財であるからこそ、知名度が十分とはいえない当社にも興味を持ってくれるのではないかという期待も大きかったです。また、配属部門の担当者が実務をしながらスカウトや面談を行うため、効率性を求めています。グローバルな経験に加え、ITまたはSCMのような専門的なスキルをお持ちの方に絞った検索ができるため、当社が求める人材を効率良く採用することができると感じています。【成果】導入の成果はいかがでしょうか?以前はリファラル採用が中心であったため、チャンスを待つという側面がありました。GlobalCareer.comのダイレクトリクルーティング・プラットフォームを利用させていただいたことで、自社にマッチする人材を能動的に探してアプローチできるようになったことや採用活動を計画的に実行できるようになったことは、まず採用という全体課題に対して大きな成果だと考えています。具体的には、今期は3名の学生を採用することができました。利用させていただいたのは5月~6月の2カ月間で、オファーを出したのは40通ほどでしたので、とても効率的だったと考えています。海外に一人でチャレンジするようなマインドセットを持った学生たちだからこそ、当社の事業やカルチャーにも興味を持ってもらえたのだと思います。お会いした学生それぞれに魅力があって、うれしい意味で選考には苦労しました。そのコミュニケーションの充実度こそが成功の証しだと捉えています。